2016年度下期トピックス


10月講座 健康ヨーガ教室

 橋口豊子先生による教えで、体に無理のない呼吸法による健康ヨーガを参加者で実践しました。

  橋口先生には85歳の年齢とは思えない、元気なお体とお顔と大きな声で指導して頂きました。

 

 ヨーガの基本となる、呼吸法、瞑想、姿勢につき、分かりやすい解説とともに実践できました。

 

 特に、呼吸法については詳しく指導頂き、普段の生活の中で実践できるよう繰り返し練習しました。背筋を伸ばして、汲み上げるように息を吸い吐くときは水を板で押すよう、背骨の関節を一つ一つ抑える様に少しずつ全てを吐き出す。3つ数えて吸い込んだら、数秒止めて吐く準備をする。吐くときは吸う倍の時間をかけて6つ数える位ゆっくり行う。息を吐く時間の長さが、その人の寿命の長さです。(正しく理解してるかは???)

その他、上半身から下半身までまんべんなく、リラックスしながら血行の改善を進めることができました。この教室で5歳若返った筈です。

11月 懇親バス旅行・・紅葉の甲斐路

11月15日(火)7時半に緑区役所を出発して東北道、圏央道、中央道のルートで紅葉の甲斐路を目指しました。天気予報では雨が残る心配もありましたが幸いにも晴れ間が覗き、風もない暖かな一日となりました。

 車中では脳トレを楽しみつつ、車窓を見ると綺麗な紅葉が広がっていました。初狩から笹子辺りは、麓から山の上まで見事な紅葉が陽光に映えて絶景でした。

 最初の訪問地、シャトレーゼ白州工場は山の中にありとても静かな工場でした。見学途中にあるアイスクリーム試食コーナーでは20種類近くのアイスクリームが食べ放題となっており、色々物色しながら試食を楽しみました。一番多く食べた人は4つを超えた様です。

 昼食は石和温泉のホテルで、地元B級グルメを含むバイキングを楽しみました。ここに来る途中、中央道韮崎辺りからは雲海の上に浮く富士山の見事な姿を仰ぎ見ることができました。

 食後は桔梗屋を工場見学し、幾つかの驚きの光景を目の当たりにできました。とても多くの見学者で混んでいましたが、それにもめげず、正規売店、アウトレットを巡りお土産を買い求めました。

 最後は勝沼ワイナリーを訪れワインの製造工程を学びつつ、各種ワインの試飲を楽しみました。工場の前庭からは甲府盆地の広がりの向こうに南アルプスの山々を眺望できました。

 帰りは渋滞も無く快適に走り、ビンゴゲームを楽しむ内に、あっという間に浦和に戻る事ができました。 企画、準備、運営に当たった皆さんの協力で、楽しい旅となり総勢37名の皆さんも楽しめたと思います。有難うございました。

 

11月講座 世界遺産を楽しく学ぼう

11月25日(金) 9:30 プラザイースト映像シアター

講師 本田陽子さんの略歴

NPO法人 世界遺産アカデミー研究員。筑波大学比較文化学類卒。大手広告代理店、文科省勤務を経て2012年より現職。講演、テレビ出演等多数

 

講座世界遺産の基礎知識

 

1.世界遺産とは   

 世界遺産とは顕著で普遍的な価値をもつ貴重な自然や文化財を保護するのが目的である。 ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は,世界の文化遺産および自然遺産を損傷・破壊等の脅威から保護し,人類全体のための世界の遺産として保存していくことを目的に,1972年11月の第17回総会で採択され、1975年12月より発効。現在191の国と地域が締約を行っている。因みに日本は1992年 125番目の締約国である。

 世界遺産誕生のきっかけ 1950年代後期から1960年代、エジプトのナイル川中流部にアスワン・ハイ・ダムの建設が計画され、それによって水没するヌビア地方の古代遺跡を保護するために国際プロジェクトが立ち上がったことが契機となり、1972年に世界遺産条約が締結された。 登録対象 登録される物件は不動産、つまり移動が不可能な土地や建造物に限られる。そのため、たとえば寺院が世界遺産になっている場合でも、中に安置されている仏像などの美術品は、通常は世界遺産登録対象とはならない

 世界遺産は文化遺産・自然遺産・複合遺産の3種があり、1052件(文化遺産814件、自然遺産203件、複合遺産35件)が登録されている(2016年現在)。

 

2.日本の世界遺産、

 今後注目の遺産候補の紹介 日本の世界遺産の中から、「屋久島」「国立西洋美術館」「富士山」「姫路城」が紹介された。今後注目される遺産として、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(2017年にはほぼ間違くなく登録される)が紹介された。

 

3.いつか行ってみたい世界遺産

 「モン・サン・ミシェル」「マチュ・ピチュ」が紹介された。

 

コメント

 世界遺産について、常識的には分かっていても、専門家の話を聞くと分からないことだらけ。改めてテレビ等で世界遺産を見る場合、大いに参考にしたいと思います。

12月講座 インターネットの可能性を探る

講師 田中徳忠氏
  (有)セントラル流通研究所、中小企業基盤整備機構、物流効率化アドバイザー、

   丸善電子計算機部長、日本物流学会正会員

 

1. インターネットの歴史
  軍用のネットが解放されたのち、 1995年 パソコン用ソフト「Windows 95」発売を契機に

  一気に普及した。
2.インターネットの特徴と本質
  ➀いつでも、どこでも、誰でも利用できるシステム
  ➁リアルタイムにみることができるシステム
  ③「誰も責任を負わない」 信用してはダメ!すべては自分が責任を負う仕組み
3. インターネットが目指す「オープンな世界」
  第4次産業革命と位置付けられる。
   インターネットを通じてあらゆるモノやサービスが連携することで、新しい価値やビジネスモ

  デルの創出を目指して取り組む時代。
  例えば、クラウド・ファンティング(クリエイターや起業家が資金調達をする手法)
  今後の発展はアイ・オー・ティー(IOT):インターネット オブ シングス。
  あらゆる物がインターネットを通じてつながることによって新たなサービス、ビジネスモデル

  を作り上げる。コマツは盗難予防システムで世界制覇できた。
  ヤマト運輸の貨物追跡などは、インターネットが無ければ実現できないモデル。
4.インターネットが変える社会
  P2P(ピアツーピア)とは、ネットワーク上で対等な関係にある端末間を相互に直接接続し 、

  データを送受信する通信方式。
  ブロックチェーン「分散型台帳」(=最強のシステム)は、金融取引などの記録をコンピューター

  のネットワーク上で管理する技術の一つで、今の銀行などに置き換われる存在になっている。

  フィンテックとと呼ばれるファイナンス(Finance)とテクノロジー(Technology)の2つを併

  せた造語が金融業界を変えるキーワードである。
5.インターネットを支える技術
  今後のインターネット社会を支える5つの要素:
   ① モバイル、➁ビッグデータ、③人工知能、④API、⑤デザイン
6.高齢化社会に求められる役割
  古き歴史に支えられるものを孫の世代に伝えるのが大きな役割である。
  例えば、「コンクリート建築物」の寿命60年なのに、「木造建築物」は、なぜ1000年以上も

  保つのか、「五重塔」はなぜ倒れないのか
  そうした、日本の再認識(創造力、想像力、柔軟性、知見)を子や孫に伝えましょう。
  その為にも、孫と会話するベースが必要、スマホを使うことで孫にも負けず、自分の世界を広

  げましょう。

1月講座 天気予報のウラ話

講師  気象予報士  平井信行

 

平井 信行 氏の略歴

1967年生まれ、熊本県八代市出身。

ウイング所属で常務取締役気象情報部長。

趣味はマラソン。

1996年より埼玉県春日部市在住。

 

 

 

講演概要

 前半:天気予報に関する事項をクイズ式に10問設問と解説

 ①異常気象とは何年に一度か? 回答:30年

 ②地震雲はあるか? 回答:ない(科学的根拠なし)

 ③地震でマグニチュードとは? 回答:規模(大きさ) 地震の強さは震度で表す

 ④マグニチュードが小さいと揺れも小さい  回答:揺れの大きさは震度で表す

                 マグニチュードが小さくても直下型は大きい。

                 熊本地震6.5と7.3→震度7(2回)、

                 東日本大震災9.0→震度7  

 ⑤「記録的短時間大雨情報」とは何年に1度か? 回答:数年   

 ⑥「特別警報」とは何年に1度か? 回答:50年   

 ⑦「避難に時間を要する人は早めに避難」は?  回答:準備情報 

 ⑧台風の語源は? 回答:英語の “typhoon” の音訳。岡田武松氏の命名 

 ⑨台風の中心は最も危険か? 回答:中心は弱く、約50㎞離れた場所が強い。右側が危険。

 ⑩台風の上陸が最も多い都道府県は? 回答:鹿児島県、次は高知県。

               沖縄など島は上陸とは言わず、「通過」と表現。

 

 後半:平成27年9月「関東・東北豪雨」と平成28年4月14日「熊本地震」について、

豊富なパワーポイントを用いて、その背景と実情について予報士の立場から詳細に解説。関東は豪雨災害が比較的少ないといわれるが、過去にはカスリーン台風(昭和22年9月に発生し、死者1,077名、行方不明者853名を出した)の例がある。カスリーン台風は利根川、荒川などの堤防を200カ所以上も決壊し大被害をもたらした。熊本は地震が少ないという風評があったが、昨年4月「熊本地震」が発生した。熊本地震は典型的な直下型の地震で、震度7が2回発生。これは前例がない。因みに震度6強が2回、6弱が3回、5強が5回、5弱が12回と地震回数が多いのが特徴。さいたま市も30年以内に震度6の地震が58%の起こるという予報がある(熊本は7%代)。「災害は忘れた頃やってくる」という寺田虎彦の言葉がある。この2つの災害事例を教訓として、防災を怠らないようにという戒めを話された。テレビの天気予報さながらの分かりやすく、楽しく聴かせていただきました。

 

2月講座 「笑いは脳のマッサージ」     2月10日(金)

講師:彩の国生きがい大学講師 笑い療法士 北沢正嗣先生

講座:「笑いは脳のマッサージ」

 

◇ 本日の講演の内容

 

記憶と認知症笑いは脳のマッサージ私のボケ対策  講師の北沢氏は「あやし家こいつ」という芸名を持っておられる。本日はお笑いが中心かと思いきや、内容は認知症についてのお話し。 北沢氏は両親が認知症であったという経験に基づき、そこから得られた体験談には、私どもが通るかもしれない道しらべが示されたように思い、大変勉強になりました。 まず第1のテーマは、「ど忘れ」と「認知症」の境は?という命題。東北大学病院老年科の認識例を解説。境界線は「少し前の体験を忘れる」「時間間隔や季節感を失う」にあるようだ。認知症は生活に支障が出るほどの物忘れが一つの目安になる。 第2のテーマは「記憶と認知症」。記憶には「意味記憶」「手続記憶」「体験記憶」「プライミング記憶」の4種があるが、人の記憶は年齢とともに“思い込み”による記憶が活動的になり、混乱を起こしている(プライミング記憶)。記憶は「知る」→「保存する」→「思い出す」の経過をたどるが、大切なことは記憶の入力を脳に留めておくだけではなく、出力(誰かに言い伝える)だという。記憶を出力することによって活性化される。 第3のテーマは「笑いは脳のマッサージ」。よく笑う人は、笑わない人に比べて認知症になりにくいという医学的データがある。笑いの量は脳の若さに関係し、創造力を活性化する。 第4のテーマは北沢氏が受けた脳科学的検査「国立精神・神経医療研究センター病院神経研究所」の実施内容の紹介。目的は認知機能改善効果の研究をはじめとする精神障害の研究のための脳科学的検査である。

 

3月 さいたマーチに参加

 3月25日(土)13期15名がさいたマーチ10Kmコースに参加しました。

幸い好天に恵まれた中、10時に新都心をスタートし、氷川神社参道から大宮公園、大宮第2公園を通り12時頃大宮第3公園に到着し昼食となりました。ここでは、シニア大学各校、各期が集まり昼食会となってます。管楽四重奏に合わせて合唱もあり盛り上がりました。残り4Kmは、合併記念公園を通り新都心に戻る道のりです。残念ながら桜はまだ1分咲き位でしたが、蓮華、ネモフィラ、木蓮などを楽しみながら、午後の春陽を浴びながら2時に全員無事ゴールしました。打ち上げは浦和に戻り、疲れた体を労りつつ喉を潤しました。

3月 総会と期末懇親会

3月29日(水)に平成28年度校友会総会をプラザイースト多目的ホールで開催しました。

 28年度活動報告、会計報告、監査報告、29年度校友会会則、班編成変更、29年度活動方針、予算案の審議が行われ承認されました。

 引き続き懇親会を開催し、賑やかに、楽しく懇親を深めました。

演奏あり、唄あり、踊りあり、演武あり、コントありの楽しいアトラクションの連続で、あっという間に時が過ぎました。準備万端整えて頂いた幹事の皆さんに感謝します。