9月21日(金)
雨天の心配をよそに、ホームに仲間たち。さすが人生の山坂を乗り越えたタフな人たち、と変に感心。車両に乗り、暫くすると、足が止まれば、口が動く。隣に座る男性、「うるさいな」と小声で言って、隣の車両へ。皆様、本当元気です。
東浦和乗車組、浦和乗車組、南栗橋改札に無事集合。総勢38名、キューピー工場へ向かいます。
約20分、雨の行軍?工場見学はマヨネーズ誕生物語から始まり、製造工程へ。皆一様に割卵機に興味津々。なんと、卵を割るのは下に組み込まれた
2枚の刃だったのです。それが開いて卵黄が落ちるという仕組み。そして、容器には驚きました。なんとあのチューブ、7層にもなっていたのです。
卵は卵黄から殻まで100%利用され、食品、化粧品、壁材と、リサイクル、エコロジー時代にぴったりの優れモノでした。
サラダ試食は、売れ筋の深煎りゴマ、黒酢玉ねぎなど、味比べをし、その二つのうち、好みの方をお土産として頂いて帰ることになり、みなニコニコ顔です。
外はまだしっかり雨が降っています。やむなく行程を、駅に向かうUターン組と権現堂堤に向かう二手に分けました。丁度、半々です。左手に行幸湖、右手に桜並木を見て、権現堂堤を選んだ半数は、曼殊沙華に会いに、約1時間歩きます。前方にそれを見つけた時、安堵と歓声が。
昼はとうに過ぎ、適度な疲れもあって、まずJAショップへ。食事の場所は私たち専用のようで、ゆったりととることができました。 お腹が満たされたところで、曼殊沙華を十分楽しむ心のゆとりもでき、堤に戻って、曼殊沙華の群生を愛でました。
帰り道、バスを案内したにもかかわらず、全員幸手駅まで歩きました。誰かさんの靴底剥がれ落ち事件もありましたが、概ね落伍者もなく、無事終了。浦和駅に帰りつき、家路を急ぐ者、余韻を楽しみたい者に分かれました。 Uターン組からも、楽しく盛り上がった昼食&打ち上げ情報が届き、本日の課外活動は無事終了しました。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。
アメニモマケズ、カゼニモマケズ、宮沢賢治の世界を地で行く私たちでした。(寄稿 辻さん)