トピックス 2023年度下期


3月 総会・懇親会

3月27日(水)前日降り続いた雨も上がり清々しい2023年度定期総会・懇親会の当日を迎え、女性24名・男性11名の35名がプラザイーストの多目的ルームに集まりました。早速バックヤードではお菓子などの仕分けを担当班がやり始め、開場と同時に全員の協力でテーブルや椅子、音響装置を総会・懇親会仕様にセッティングし、舞台には提供を受けたきれいなお花が配置されました。

 

 2023年度定期総会では、事業報告、決算報告、校友会委員と監事の選任、運営方針、予算案など式次第で行われ全会一致で承認されました。

 

 13時45分から始まった懇親会は、会長挨拶、副会長の乾杯で華々しく幕が開きました。今回担当された4班・5班のみなさまは最小の経費で最大の効果が得られるようにとテーブル上に供される食材やアトラクションの演出に知恵を絞っていただきました。

 ひとしきりお腹を満たしお酒が回るにつれあちらこちらで会話の花が咲き懇親会モードになっていきました。今回のアトラクションは外部より腕っこきの演奏者をお迎えしてあの懐かしい歌声喫茶(酒場)の再現を目指したようです。

 アコーディオンとデジタルピアノの軽快な演奏に合わせ「花」「見上げてごらん夜の星を」「東京ラプソディー」「恋のバカンス」などの懐かしい6曲を全員で歌いあげ、途中に昭和の曲名当てイントロクイズなどもあり大いにボルテージが上がりました。ひと段落したところで恒例の浦和おどりを新浦和おどりに変遷していく様を自覚しながらも楽しく体を動かしました。最後には「今日の日はさようなら」を合唱したあと集合写真を撮り、名残惜しさも感じつつ散会となりました。帰りのみなさまのお顔は桜の開花に先んじて笑顔で満開でした。 

 4班・5班のみなさまには労をいとわず準備と実施をしていただきありがとうございました。

来年もみなさんとこの会場で元気で再びお会い出来ることを楽しみにしております。           I.O


2月講座 「宝塚落語ミュージカル アナザーワールド」

 宝塚?落語ミュージカル?一体どんな講座なんだろう?

講師が講談のように一人で宝塚調に歌い上げる落語ミュージカル?元タカラジェンヌの方がゲストとして来館する?正に想像はアナザー・ワールドの領域です。

そんな思いを各自描きながら、30名が参加してくれました。

 実際の講座内容は、本物の宝塚歌劇団星組が劇場で演じた落語ミュージカル「アナザー・ワールド」の実写映像を視聴するものでした。

 視聴前に、小杉美智子講師(「宝塚を愛する会」主催)より、宝塚歌劇団の構成、このミュージカルのあらすじ・見どころ・メインキャスト等の詳しい解説がありました。

簡単にあらすじを記しておくと、上方落語の「地獄じごく八景ばっけい亡者もうじゃの戯たわむれ」をベースにしています。大阪の両替商誉田屋こんだやの若旦那康次郎が目覚めるとそこはこの世とあの世の境、康次郎は高津神社の境内で出会い「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」の下の句だけを残し立ち去った、菓子屋の嬢いとさんお澄に一目ぼれした恋わずらいのため、あの世に来てしまいました・・・・。そこで出会った人たちとの愉快な冥途旅とお澄と康次郎の恋模様。赤鬼・青鬼・閻魔大王・貧乏神など様々なキャラクターが二人の協力や邪魔をしながら物語は小気味よく展開していきます。

 残念ながら、講座室で写される画面は大きさが限られてしまい音声もあまり大きくできないことから、実際大劇場で宝塚を観劇されたことがある方には物足りなかったかも知れません。

しかしながら、この映像を見ることにより宝塚劇場で実際に見てみたいと思った方も少なからずいたと思います。但し、小杉講師によると現在チケットを獲るのは至難の業のようです。

 ここからは推測の域は出ませんが、小杉講師は宝塚歌劇団の華やかなショーを見てもらいたかっただけでなく、この演目を選択したのには、この世に生きる我々が見栄や嫉妬や自惚れを隠して生きている賢さ狡さ愚かさ、すなわち「人間の業ごう」も見せたかったのではなかと勝手に思っています。

最後に、映像研究家、女性史研究家、宝塚を愛する会主宰の小杉講師の宝塚愛を感じるとともに、機会がありましたら、映画を通して人間の内面をえぐり出すようなお話を是非視聴してみたいと強く感じた講座でした。小杉講師ありがとうございました。

「地獄よいとこ一度はおいで 酒はうまいし ねえちゃんはきれいだ・・・・”なあおまえ、地獄ちゅうとこは そんな甘いもんやおまへんのや もっとまじめにやれ”」やはり私の第一志望は天国にします。

※写真はTAKARAZUKA REVUE Offcial Websiteより拝借しました

                             寄稿 2024年2月 4班 T.I/I.O


1月講座 「シニアの後悔しない・あいうえお」

「シニアの後悔しない5つの生き方」と関心事の高いテーマで、新年早々の講座で多数の会員参加がありました。

現在、健康寿命(元気でいる寿命)と平均寿命までの余命期間が男は、5年、女は8年と欧州諸国より大きく如何にして健康寿命を延ばして余命期間縮めことが喫緊の課題で1番目は、よく噛む(130回)ことにより八大効果(主として肥満防止、認知症防止、体力向上、認知症予防等)得られ、徳川家康は、40回噛んで長寿を得たと言われている、是非毎日の習慣として実行したい。2番目は、健口体操で内容は発声訓練「パタカタ」舌の動か方で、練習したが家で簡単にできるので取り込みたい。

3番目は、椅子に座ってできる簡単な生活体操で手、足、首、肩、腕を動かし運動で無理もなく時間お空いたときに手軽にでき体操であり採用したい。

これらをベースにした「シニアの後悔しない5つの生き方」で5つの頭文字で表現して説明を受けた。

「あ」新しいことに挑戦は、リタイア後に書道、コーラス等習い事ゴルフ,絵画観賞等を新たに始めて脳の活性化を行う。

「い」今を生きるは、元気に行動する。

「う」運動や体を動かすは、ランニング、散歩、ゴルフ等を定期的に行い体力向上させる。

「え」笑顔、笑いましょうは、口角をカガミの前で上げる笑顔練習や楽しい番組を見て普段から笑顔で生活を過ごす。

「お」思いやり、奉仕の精神で日頃からボランティア活動など社会との繋がり持つこと。

 

これらの5つのいき方を地道に実行する事により後悔のない明るい生活を予感しました。他にクイズの体操、認知症予防の生活習慣、替え歌(ボケ防止の歌)と内容の濃い話で公立中学校、4校の校長経験を活かした講師南野和治様の講話で大変盛り上がりました。


12月講座 クリスマスコンサート

12月7日、少し早めですが、クリスマスコンサートをプラザイーストで開催しました。

アンサンブル・カモミールの皆さんに2回目の登場をお願いし、ピアノ、ハープ、アコーデイオン、チェロ、パーカッションに加えソプラノの歌声で、数々の曲を楽しませて貰いました。

 第1部はクリスマスメドレーで始まり、デイドリーム・ビリーバー、チャルダッシュ、世界の車窓から、O holy Night、そりすべり、とポップスからクラシックまで続き、お馴染みの曲で耳を楽しんだ後、会場全体で、上を向いて歩こう、紅葉の合唱、輪唱で盛り上がりました。

 第2部は、ピアノ連弾の童謡カレンダーに始まりました。春から始まり、四季を経て春に戻る間の色々な曲を流れるように移ろう10数曲でした。子供の頃から四季を教えられていたのでしょう、全部歌える曲でした。その後、私と小鳥と鈴と、グリースリーブス、君を乗せて、トリッチ・トラッチ・ポルカと楽器や、歌唱に合せた曲が演奏され会場の雰囲気が盛り上がってきました。心なしか、演奏者の皆さんの笑顔も増えてきた様に感じました。 この辺で、あっという間の1時間半が過ぎていました。再度全員で合唱を楽しみクリスマス気分を盛り上げました。締めのオー・ハッピー・デーは舞台と客席の掛け合いを交えて音楽の楽しさを満喫する場となりました。アンコールの声が多くかかり、全楽器、歌声の演奏を再度聞かせて貰い終演となりました。

演奏者の皆さん有難うございました。

今回は13期30名の出席に加え、他期からも30名の参加を得て、映像シアターほぼ満席で盛況となりました。

 

 

 

 

← アンサンブル・カモミールの演奏が見られます。


11月講座 どうする家康

11月24日、中鉢先生に登場頂き、大河ドラマ「どうする家康」にちなみ、家康の生涯を通して歴史を学びました。

 山岡荘八の大作での家康は、忍耐強く生涯を過ごした姿が描かれていますが、古沢良太脚本の家康は、明るく迷えるイメージで描かれているとの事、歴史は捉え方により色々解釈できる面白さと怖さを併せて感じさせられます。

 人質時代から、信長との提携、武田との闘い、三方ヶ原、桶狭間、長篠の戦いの逸話を聞き

本能寺の変から、秀吉との闘い、江戸開府から晩年まで多方面の角度から話を聞かせて貰いました。

 長篠の戦いでは武田勢がなすすべも無く突撃を繰り返し惨敗したのが通説ですが、弾薬の違い、武器数の違いで敗れたが、善戦であったとの話は、武田ファンである私には興味深いものでした。

前回の「本能寺の変の黒幕は誰か」と同様、色々な説を伺うのは楽しいものです。

 最後に、戦国3英傑の辞世の歌が紹介されました。その内容もさることながら、我々も辞世の句

を作るべきだとの提案がありました。過去の人生を振り返り、思いを歌に込めるのは確かに意義のある事に思えます。皆さんも是非何句か作りませんか。


10月講座 思い出のスポーツ放送と世相を語る

10月の講座は彩の国生きがい講師団「採講会」岩瀬曻一講師により、戦後の日本スポーツの発展史と世界の中の日本経済・世相の講演です。時にはアナウンサー口調を交えての楽しい講演でした。

 戦後の過ごしてきた様々な思い出が蘇ってきました。

加えて講師と私は辰と兎の違いで苦しい食糧難、腹をすかしてきた年代ですから。

 スポーツではなんといっても「フジヤマノトビウオ・古橋廣之進」の1500M世界新18分19秒0は映画館ではTopNewsでしたし日本人には希望と勇気を与えてもらいました事は今でも覚えています。

「力道山」のプロレス人気がすごかったですね!このころからTVが茶の間に庶民の夢でした。それから、G’s長嶋の天覧試合も観戦できましたし、岸内閣時の安保闘争 デモにも友人5人で参加したものです。その安保デモで東大生の樺美智子さんが痛ましい死亡を遂げられました。悲しい出来事でした。一方、戦後の経済復興は1995年JAPAN AS NO1と言われた勢いで日本のGNPはシエア17.2% 世界第二位まで成長しましたが、現在では「失われた30年」と評されGNPは2021年では5.2% 2023年度では世界第四位まで落ち込んでいる状況です。

私たちの世代は日本の歴史上一番恵まれた「時」に出会っいたのかもしれません。

再度、日本の経済の復興と力強い再生を願うものであります。

                             寄稿  1班 畑 与志雄氏